もう笑えない…虫歯と歯周病が壊した自分の歯
2025年06月18日
◆人前で口を開けるのが怖い。進行した歯の現実 「歯がボロボロで、人前で笑えない…」そんな悩みを抱えていませんか? 虫歯や歯周病が進行すると、見た目の悪化だけでなく、口臭や歯のぐらつき、 強い痛みまで引き起こします。 さらに歯周病菌は血流に乗って全身に巡り、糖尿病などの病気を悪化させる恐れも。 放置すればするほど症状は深刻になり、自分ではどうにもできなくなってしまいます。 早めの治療こそが健康な歯を取り戻す第一歩です。◆どうしてここまで?歯が崩れる原因とは 「いつの間にか歯がボロボロ…」そんな状態になるのには、いくつかの原因があります。 代表的なのは、虫歯や歯周病を長く放置してしまうこと。 初期段階では自覚しにくく、気づいた頃には進行しているケースが多いのです。 また、歯ぎしりや食いしばり、酸性の飲食物による歯の表面のダメージ、 栄養不足や喫煙といった生活習慣の乱れも歯の崩壊につながります。 これらの原因が積み重なると、歯がもろくなり、次第にボロボロと崩れていってしまうのです。 ですが、定期的な歯科受診と正しいセルフケアを続ければ、進行を防ぎ健康な口元を維持できます。 悪化する前に、歯科でのケアを心がけましょう。
◆虫歯と歯周病が同時に進むとどうなるのか 虫歯と歯周病はどちらも口の中で起こる代表的な病気ですが、 同時に進行するとお口の健康に大きな影響を与えます。 虫歯は歯の表面が細菌によって溶かされていく病気で、 歯周病は歯ぐきや骨が炎症で壊される病気です。 両方が同時に進むと、虫歯によって穴が開いた歯の周りの歯ぐきが歯周病でさらに弱くなり、 歯を支える骨までダメージが広がりやすくなります。 結果として、歯のぐらつきや抜け落ちるリスクが高まります。 さらに、口の中の細菌が増えるため、炎症も悪化しやすく、 痛みや腫れが強く感じられることも多いです。 お口の健康が損なわれるだけでなく、全身の健康にも影響を及ぼすことがあるため、 虫歯と歯周病を両方予防し、早めに治療を受けることが大切です。 ◆このまま放置したらどうなる?未来の口の中 虫歯や歯周病を放置すると、歯の状態は確実に悪化していきます。 初期の虫歯であれば、削って詰めるだけの簡単な処置で済みますが、 進行すると神経を取る治療や被せ物が必要になります。 被せ物の治療費は1本1万円ほどですが、これがインプラントになると 1本40〜70万円かかることもあります。 保険外の白い被せ物なら1本8〜18万円ほどと高額です。 1〜2本ならまだしも、数本まとめて治療するとなると出費は一気に膨らみます。 「歯がボロボロだから歯医者に行くのが恥ずかしい」と悩む方もいますが、 歯科医師はどんな状態の口の中にも慣れています。 驚いたり責めたりすることはありません。 逆に放置してしまうと、神経が死んで痛みがなくなっても、見えないところで病状は進行します。 治療を早く始めれば歯を残せる可能性も高まります。 今の状態を改善するためにも、まずは歯科医院へ相談することが大切です。
◆まとめ 虫歯と歯周病は、進行すればするほど見た目や口臭、痛みなど日常生活に支障をきたすだけでなく、 治療の負担や費用も増えてしまいます。 放置することで歯の神経が死んだり、最悪の場合抜けたりしてしまうリスクもあります。 しかし、早めに歯科医院で診てもらえば、歯を残せる可能性が高く、 負担や費用を抑えることが可能です。 「今さら…」と悩まず、まずは気軽に相談してみましょう。