寒い日の温かい贈り物
2025年02月19日
こんにちは。カナヤデンタルクリニックです。
2月22日は「猫の日」だそうです。
状況によってコロコロと
変化する猫の目のように、
春先は天気が不安定に
なりやすいといわれています。
立春を過ぎたとはいえ、
まだまだ朝晩冷え込む今日この頃。
体調には十分お気をつけください。
さて先日、患者様から
手作りの焼き芋をいただきました!

いただいた時はまだ温かく、
甘くてしっとり、とても美味しかったです。
寒い日だったこともあり、
体も気持ちもほっこりしました。
焼き芋は食物繊維が豊富で、
お口の健康にも良い食べ物のひとつです。
噛む回数が増えることでだ液の分泌を促し、
むし歯や歯周病予防にも役立ちます。
ただし、甘みがあるので
食後の歯みがきは忘れずに!
寒い日が続きますが、
温かいものを食べたり、
しっかり歯を磨いたりして、
元気に残冬を乗り切りましょう!
カナヤデンタルクリニック
〒337-0053 埼玉県さいたま市見沼区大和田町2-1344−22
TEL:050-5264-4416
URL:https://kanaya-dental-clinic.com/
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10代に異変多数!顔のゆがみは口の中に原因が⁉
2025年02月4日

こんにちは。院長の金谷です。
2月28日は日本で初めてビスケットが作られたことから
「ビスケットの日」とされています。
ビスケットの歴史は古く、古代ヨーロッパ人が
航海に携えた硬い保存食が
起源と言われています。
現代では広く親しまれているビスケットですが、
最近、若い世代ではこのような硬い食べものよりも、
やわらかい食べもののほうが
好まれる傾向にあります。
そして、この傾向が
身体の発達に深く関わる問題として
注目されています。
◆高齢者よりも深刻!10代の「食べる力」
近年、若い世代を中心に
「硬い食べもの離れ」が進んでいます。
これは、10代のお口の機能の発達に
深刻な影響が及んでいることを
暗に示しています。
日本歯科医師会の調査によると、
10代の2人に1人が
食事中にあごの疲れを感じており、
その割合は70代の2.7倍に及ぶことがわかりました。
同調査ではほかにも、若い人の間で
「滑舌が悪い」「食べこぼしが多い」
といった症状も多数報告されており、
10代の「食べる力」の低下が大きな問題となっています。

これらの症状は「口腔機能発達不全症」として、
近年歯科医療の現場でも重要視されています。
◆顔つきや発音にも影響?
「口腔機能発達不全症」とは
口腔機能発達不全症は、
2018年に新しく保険適用となった病名で、
18歳未満の子どもに見られる、
口腔機能の発達の遅れを示しています。
「食べる」「話す」「呼吸する」
といった日常の動作は、噛む筋肉や
あごの骨の発達にも深く関わっています。
これらの機能が
十分に発達しないまま放置すると、
筋肉やあごの正常な発育が妨げられ、
次のような問題を招いてしまうおそれがあります。
・歯並びやかみ合わせが悪くなる
・顔の形にゆがみが生じる
・発音が不明瞭(滑舌が悪い)
・鼻腔や気道が狭くなり、呼吸がしづらくなる
・噛む力の低下により、成長期に必要な栄養が不足する

◆早期の対応が重要!今すぐチェック!
口腔機能発達不全症は
早い段階での気づきと適切なケアにより、
多くの場合で改善が期待できる病気です。
一方で、「食べこぼし」や
「ゆっくり食べる習慣」など、
その兆候は子育ての日常でよく見られるものも多く、
そのまま見過ごされてしまうことも
少なくありません。

口腔機能発達不全症は、
「食べる」「話す」「その他(体格など)」の
各項目のチェックリストにより診断されます。
以下に基準の一部を記載しますので、
これらをはじめ、お口の機能に不安がある場合は、
お早めに当院までご相談ください。
□咀しゃく時間が長すぎる(または短すぎる)
□食事の量や回数が多すぎる
(または少なすぎる、ムラがある)
□「カ・サ・タ・ナ・ラ」行がうまく発音できない
□いつも口を開けて息をしている
□睡眠時のいびきがある
カナヤデンタルクリニック
〒337-0053 埼玉県さいたま市見沼区大和田町2-1344−22
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