ボロボロになった歯はどうやって治す?インプラント・入れ歯・ブリッジを含めた治療の選び方
2026年09月29日

◆ボロボロになった歯の治療は「抜く・残す」だけではない
歯がボロボロになって受診する際、「すべて抜歯になってしまうのではないか」と不安になる方も少なくありません。しかし、現代の歯科治療では単に「抜くか・残すか」の二者択一ではなく、お口全体の状況に合わせた多様な選択肢が存在します。
根管治療などで可能な限り自前の歯を残す努力を行いながら、失われてしまった部分には最新の補綴(ほてつ)治療を組み合わせることで、お口全体の機能を柔軟に再生させることができます。
◆歯を残せる場合・抜歯が必要な場合、それぞれの治療の考え方
治療方針を決定する上で重要なのは、歯の根(歯根)や周りの骨の状態です。
▪️歯を残せる場合
歯の根がしっかり残っており、感染を取り除ければ、根管治療や土台(ファイバーコア等)の補強を行い、被せ物を装着して歯を保存します。
▪️抜歯が必要な場合
歯根まで深く割れている場合や、重度の歯周病で骨が大きく溶けてグラグラしている場合は、周りの健康な骨や歯を守るために慎重に抜歯を選択します。

◆インプラント・ブリッジ・入れ歯はどう使い分ける?
歯を失った部分を補う治療法には、主に3つの選択肢があり、それぞれの特徴に応じて使い分けられます。
▪️インプラント
あごの骨に人工の歯根を埋め込む方法です。隣の健康な歯を削る必要がなく、自分の歯に近い噛み心地と審美性を再現できます。
▪️ブリッジ
失った歯の両隣の歯を削り、橋渡しのように連なった被せ物を固定します。違和感が少ない反面、支えとなる隣の歯に負担がかかります。
▪️入れ歯(義歯)
広範囲の歯を失った場合でも対応可能で、外科手術を伴わないため身体的負担が少ないのが特徴です。
◆見た目だけではなく「噛める・長く使える」ことまで考えて治療法を選ぶ
治療法を選ぶ際に表面的な綺麗さだけに注目してしまうと、将来的に再治療が必要になるリスクが高まります。大切なのは、「しっかり噛めるか」「他の歯に過度な負担をかけないか」「何年先まで維持できるか」という機能性と耐久性の視点です。
お口全体の噛み合わせのバランスを整えた上で最適な治療法を選択することが、本当の意味でお口の健康を取り戻すことにつながります。
◆まとめ
インプラント・ブリッジ・入れ歯にはそれぞれメリット・デメリットがあり、お口の状態によって最適な答えは異なります。
カナヤデンタルクリニックでは、患者様一人ひとりのライフスタイルやご希望を丁寧にお伺いし、お口全体を見据えた最適な補綴プランをご提案いたします。「自分にはどの治療が合っているかわからない」とお悩みの方は、ぜひ当院のカウンセリングへお気軽にお越しください。






